このページでは東京都台東区の御朱印をご紹介しています。上野・浅草には比較的狭いエリアに有名な寺社が多いので都内の御朱印巡りに最適なスポットの一つです。
最近はコロナの影響からか「書置き」対応のところも増えてきました。その整理には「ご朱印ホルダー」が便利です。
目次
寛永寺 東京都台東区
寛永寺の御朱印

オリジナル御朱印帳

【寛永寺概略】
徳川将軍家の祈祷所・菩提寺。17世紀半ばからは皇族が歴代住職を務め、日光山、比叡山をも管轄する天台宗の本山として近世には強大な権勢を誇ったが、慶応4年(1868年)の上野戦争で主要伽藍を焼失した。現在の本堂は明治12年(1879年)、川越喜多院の本地堂を移築したもの。

上野公園の敷地はもとは寛永寺の寺領。明治時代に没収され公園となった。現在の本堂は東京芸大の裏にひっそりとした感じであります。国立博物館から向かって左に歩き、角を曲がった奥にあります。いかにも裏に押し込められたような感じで往時の面影はあまり感じられません。御朱印は庫裏にていただきました。

【名称】
東叡山 寛永寺 円頓院 天台宗関東総本山 本尊:薬師如来
【所在地】
東京都台東区上野桜木一丁目14番11号
輪王寺 東京都台東区
輪王寺の御朱印

【輪王寺概略】
もとは寛永寺の伽藍の一部で、開山堂または慈眼堂と称されていた。一般には通称の「両大師」で知られる。この通称は天海(慈眼大師)と良源(慈恵大師、元三大師)を祀ることに由来する。

国立博物館から歩いて行きました。向って右に少し歩くとすぐに着きます。往時の歴史を知ると、とてもこじんまりとした姿がかわいそうな気がします。御朱印は本堂内の納経所にていただきました。

【名称】
東叡山輪王寺 天台宗 本尊:阿弥陀如来
【所在地】
東京都台東区上野公園14-5
清水観音堂 東京都台東区
清水観音堂 江戸三十三観音六番の御朱印


上野大仏の御朱印

上野パゴタの御朱印

オリジナル御朱印帳

【概略】
天海大僧正が徳川秀忠から寄進を受けて寛永寺を建立し、その時に一緒に造られた堂宇の一つ。現在は上野公園の中にある。
地下鉄銀座線上野駅から徒歩で行きました。平日ならば周辺の駐車場もスムーズに利用できます。御朱印は納経所にていただきました。清水観音堂にて上野大仏、薬師堂の御朱印を一緒にいただけます。
上野公園の桜です。

【名称】
東叡山寛永寺清水観音堂 天台宗
江戸三十三観音第六番
【所在地】
東京都台東区上野公園1−29
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御朱印旅紀行 上野清水観音堂~インドの仏展 2015/03/28
不忍池弁天堂 東京都台東区
不忍池弁天堂の御朱印

【不忍池弁天堂】
元は寛永寺の堂宇の一つで、現在は上野公園内 不忍池のほとりにあります。寛永寺を建てた慈眼大師天海大僧正は「見立て」によって上野の山を設計し、不忍池を琵琶湖に、弁天堂は竹生島宝厳寺に見立てた。建設当初は琵琶湖と同じで船で行き来する形であったが、参詣者が多くなったため橋が設けられたという。
御朱印は授与所にていただきました。休日になると周辺はかなりの人出で賑わいます。
【名称】
東叡山寛永寺不忍池弁天堂 天台宗
【所在地】
東京都台東区上野公園2−1
五條天神社 東京都台東区
五條天神社の御朱印

花園稲荷神社の御朱印

【概略】
十二代景行天皇の御代(110年頃)、日本武尊の東征の際、上野忍が岡をお通りになられた時、薬祖神(上記の二柱)の大神をこの地に祭った。
寛永十八年に菅原道真公を合祀、下谷天満宮と呼ばれた。

花園稲荷神社は創祀年は不祥。古くからこの地に鎮座していたという。
地下鉄銀座線上野駅から徒歩。御朱印は授与所にていただきました。上野公園内にあります。
【祭神】
大己貴命 少彦名命
【鎮座地】
東京都台東区上野公園4-17
上野東照宮 東京都台東区
上野東照宮の御朱印


オリジナル御朱印帳

【概略】
藤堂家の屋敷地であった上野に1627年に東照宮を造営。1646年には正式に東照宮の宮号を授けられた。

上野公園内にあります。御朱印は授与所にて書き置きをいただきました。参拝当時は社殿が工事中でした。すでにリニューアルされていますので再訪してみたいです。→ 再訪しました。(2018/06/05)ピカピカの社殿にびっくりです。

【祭神】
徳川家康公
【鎮座地】
東京都台東区上野9−88
徳大寺 東京都台東区
徳大寺 摩利支天のご朱印

石橋稲荷のご朱印

【徳大寺概略】
アメヤ横丁のほど近くにある日蓮宗の寺院。人通りが多い場所にあるためか参拝者が絶えません。

伝承によると江戸時代前期の承応2年(1653年)に開山されたいう。京都本法寺の日達が下総国中山(現在の千葉県市川市)の法華経寺へ赴く際に聖徳太子作と伝えられる摩利支天像を感得、これが宝永5年(1708年)にこの寺に安置され、以後江戸における流行仏のひとつとして庶民の信仰を集めた。

摩利支天像は関東大震災や東京大空襲などの災厄でも焼失を免れており、現在でも厄を祓う守護神として幅広く信仰されています。
【名称】
妙宣山 徳大寺 日蓮宗 本尊:大曼荼羅 通称:下谷摩利支天
【所在地】
東京都台東区上野4丁目6番2号
下谷神社 東京都台東区
下谷神社の御朱印

オリジナル御朱印帳

【概略】
古くは下谷稲荷社、下谷稲荷明神社と呼ばれていた。東京地下鉄銀座線の稲荷町駅にも名を残す旧町名の稲荷町は、この神社があったことからついた町名。

日比谷線上野駅から徒歩で行きました。御朱印は授与所にていただきました。
オリジナルの御朱印帳を今回購入しました。白バージョンもあります。
【祭神】
大年神、日本武尊
【鎮座地】
東京都台東区東上野三丁目29番8号
小野照崎神社 東京都台東区
小野照崎神社の御朱印

【概略】
平安初期の漢学者・歌人として有名な小野篁が上野国司の任期を終え、帰洛の途についた際、上野照崎(忍岡、現在の上野公園付近)の風光を賞した。仁寿2年(852)篁が亡くなったとき、その風光を楽しんだ地に彼の霊を奉祀したとされる。

日比谷線入谷駅から徒歩で行きました。御朱印は授与所にていただきました。
【祭神】
小野篁、菅原道真
【鎮座地】
東京都台東区下谷2-13-14
浅草寺 東京都台東区
浅草寺 坂東三十三観音第十三番の御朱印

江戸三十三観音第一番の御朱印

影向堂 の御朱印

【浅草寺概略】
628年に創建された都内最古の寺院。現世利益の「浅草観音」として多くの人から信仰され、国内外から年間約3000万人もの参拝者が訪れる。
江戸文化発展の中心地でもあり、現在も周辺にその面影を残し、季節ごとにほおずき市、羽子板市など多くの行事が行われている。雷門に架かる大提灯は全国的に有名。観音像が隅田川で漁師の網にかかる約100年前に、大雨で埼玉県飯能市岩淵の岩井堂観音が崩れて流失した。その時に行方知れずになった観音像が浅草観音であるという説がある。

あまりに定番なので特に書くことはありませんが、このところ外国人観光客が特にふえたような気がします。御朱印は納経所にていただきました。オリジナルではありませんが御朱印帳が売っていて紙質が良いので江戸三十三観音霊場の御朱印帳に使っています。

【名称】
金龍山 浅草寺 聖観音宗総本山 本尊 聖観音菩薩(秘仏)
坂東三十三箇所第13番 江戸三十三観音第一番
【所在地】
東京都台東区浅草2丁目3番1号
浅草神社 東京都台東区
浅草神社の御朱印

被官稲荷神社の御朱印

オリジナル御朱印帳
【概略】
浅草寺の始まりである観音様を隅田川から拾い上げて祀った三人を主祭神とする。この三人の霊をもって「三社権現」と称されている。明治の神仏分離により浅草寺とは別法人になり、明治元年に三社明神社に改称、明治6年に現在の浅草神社に改称した。

銀座線浅草駅から徒歩で行きました。浅草寺の敷地内にあります。御朱印は授与所にていただきました。
【祭神】
土師真中知命 檜前浜成命 檜前武成命
【鎮座地】
東京都台東区浅草2丁目3-1
飛不動尊 東京都台東区
飛不動尊 関東三十六不動二十四番の御朱印

【概略】
享禄3年(1530年)正山律師の開基により修験寺院(祈願道場)として創建されたと伝えられる。
本尊は木像飛不動明王坐像で、この木像を持って当時の住職が大和国大峰山(奈良県)に修業に行った際、一夜にして当地に飛び帰って人々に御利益を授けたといわれ、その後この本尊は通称「飛不動」と呼ばれるようになり、同時に寺の通称ともなって人々の信仰を集めた。
その名称から航空安全の神として航空業に携わる関係者の参詣が多い。本尊は江戸七不動のひとつに数えられており、秋の菊祭りには人出が多い。

地下鉄下谷駅から徒歩10分ですが、浅草寺からでも歩けます。
御朱印は納経所にていただきました。
【名称】
龍光山正宝院三高院 通称:飛不動尊 天台宗系単立 本尊:木像飛不動明王坐像
関東三十六不動第24番
【場所】
東京都台東区竜泉3丁目11−11
浅草寿不動尊 東京都台東区
関東三十六不動第二十二番の御朱印

【概略】
慶長16年八丁堀に寺地を拝領して創建され、その後浅草へ移転した。良弁僧都作の不動尊像を覚意儀(壱岐国領主日高覚左衛門の子息)の代に安置することとなり、松浦藩の寄進を受けるようになった。
地下鉄銀座線田原町駅から浅草寺とは反対側に歩いて行くとあります。観光地の喧騒とは違って落ち着いた雰囲気のところにあります。ちょっと入りづらい雰囲気ですが快く応対していただけます。御朱印は一階の納経所にていただけます。
【名称】
阿遮山不動院円満寺 別称:浅草寿不動尊 真言宗智山派 本尊:金剛界大日如来
関東三十六不動第22番 御府内八十八ヶ所霊場72番
【場所】
台東区寿2-5-2
今戸神社 東京都台東区
今戸神社の御朱印

【概略】
康平6年(1063年)源頼義・義家親子が奥州討伐の折、京都の石清水八幡宮を当地に勧進し、祈願したのが始まりであるといわれている。また永保元年(1081年)にも清原武衡・家衡討伐の際に当地を通り、戦勝祈願をしたといわれている。幕末の志士・沖田総司の終焉の地ともいわれている。

浅草寺から徒歩で行きました。御朱印は授与所にていただきました。パワースポットとして有名なのようで女性の参拝者が多かったです。
オリジナル御朱印帳がありましたがいかにも女性受けを狙った風なので購入しませんでした。かなり商売熱心な神社です。
【祭神】
応神天皇、伊弉諾尊、伊弉冉尊、福禄寿
【鎮座地】
東京都台東区今戸1丁目5-22
鷲神社 東京都台東区
鷲神社 の御朱印

【概略】
「おとりさま」として一般にも親しまれ崇敬を集めている。十一月の例祭は「酉の市(とりのいち)」として広く知られ多くの人が訪れる。

浅草寺から徒歩で行きました。御朱印は授与所にていただきました。オリジナル御朱印帳がありましたが購入しませんでした。今度行ったときに買おうと思っています。(と思ってからかなり時間が経ってしまいました・・・。)
【祭神】
天日鷲命、日本武尊
【鎮座地】
東京都台東区千束三丁目18番7号
吉原神社 東京都台東区
吉原神社の御朱印

【概略】
吉原遊郭とともに歩んできた神社。江戸時代には五つの稲荷社があったが明治時代に当社に統合され「吉原神社」となった。関東大震災や東京大空襲で焼失したが再建された。

浅草寺から徒歩で行きました。御朱印は授与所にていただきました。鷲神社から歩いてすぐです。
【祭神】
倉稲魂命
【鎮座地】
東京都台東区千束3丁目20−2
清水寺 東京都台東区
清水寺 江戸三十三観音第2番の御朱印

【概略】
淳和天皇の御世、天長6年(829)、天下に流行した疫病を鎮める為、天台宗総本山 比叡山延暦寺の慈覚大師が天皇の下命により、東山の清水寺の観音さまにならい、自ら千手観音一体を刻み、江戸平河(現千代田区平河)に清水寺を開き千手観音を祀ったのが始まり。明暦3年(1657)の振袖火事の後、現在地に移り再興された。
浅草から合羽橋道具街に方面に歩いて10分弱です。玄関のブザーを押すと出てきて下さり中でお詣りさせていただき御朱印をいただきました。
【名称】
江北山 宝聚院 清水寺 天台宗 本尊:千手千眼観世音菩薩
江戸三十三観音霊場第2番
【所在地】
東京都台東区松が谷2-25-10
矢先稲荷神社 東京都台東区
矢先稲荷神社の御朱印

七福神 福禄寿の御朱印

【概略】
三代将軍家光公が寛永19年(1642)に浅草に建立した三十三間堂の守護神として稲荷大明神を勧請し、その場所がちょうど的の先に当たっていたので「矢先稲荷」と名付けられた。拝殿の格天井には、神武天皇の御世からの「日本馬乗史」を描いた100枚の絵が奉納されている。

浅草から合羽橋へ向かう途中にあります。江戸三十三観音二番の清水寺の近くです。拝殿の中の馬の絵をゆっくり拝見させていただきました。御朱印は授与所にていただきました。
【祭神】
応神天皇、伊佐那岐命、伊佐那美命、福禄寿
【鎮座地】
東京都台東区松が谷2-14-1
橋場不動尊 東京都台東区
橋場不動尊の御朱印

【概略】
天平宝字4年(760年)寂昇上人による開創の古刹。本堂は弘化2年(1845年)の建立。明治時代の大火や関東大震災、昭和20年(1945年)の戦災などいずれの災禍も免れ、古い佇まいが歴史を感じさせる。

前の道路のパーキングメーターを利用しました。御朱印は納経所にていただきました。
【名称】
砂尾山橋場寺 不動院 橋場不動尊 天台宗
本尊:不動明王 関東三十六不動尊霊場第23番
【所在地】
東京都台東区橋場2-14-19
待乳山聖天 本龍寺 東京都台東区
待乳山聖天のご朱印

浅草七福神 毘沙門天のご朱印

【待乳山聖天概略】
浅草寺の子院の一つ。隅田川沿いの小高い丘の上に建ち、この丘は595年(推古天皇3年)9月に龍が出現して守護したと伝えられる。601年(推古天皇9年)この地方が旱魃に見舞われたとき、歓喜天と十一面観音が安置されたと伝えられる。

周囲が見渡せる小高い丘になっているため、江戸時代には文人墨客がこの地を訪れている。(時代劇にもよく登場します。)

例年1月に行われる「大根まつり」でも知られる。
【名称】
待乳山 本龍院 聖観音宗 本尊:歓喜天(聖天)・十一面観音 別称: 待乳山聖天
鳥越神社 東京都台東区
鳥越神社の御朱印

オリジナル御朱印帳

【概略】
白雉2年(651年)、東国平定のおりにこの地に滞在した日本武尊を祀って白鳥神社と称したのに始まるとされる。前九年の役のおり源義家がこの地を訪れ鳥越大明神と改めたと伝えられている。例大祭に出る千貫神輿は都内最大級を誇る。

地下鉄蔵前駅から徒歩で行きました。御朱印は授与所にていただきました。近くに東京工業大学発祥の地のパネルがあります。
【祭神】
日本武尊
【鎮座地】
東京都台東区鳥越2-4-1
銀杏岡八幡神社 東京都台東区
銀杏岡八幡神社の御朱印

【概略】
康平五年(1062)の創祀。源義家公が奥州征伐のための下向の折、当地で休憩中に川上から流れた来た銀杏の枝を丘の上にさし立てて必勝を祈願したという。

鳥越神社から浅草橋駅を利用して帰る途中に見かけたので行ってみたら御朱印をいただけました。御朱印は社務所にていただきました。

【祭神】
誉田別皇命、武内宿祢命
【鎮座地】
台東区浅草橋1-29-11